家づくりお役立ちコラム

 

ペットはもはや、”ペット”というよりも家族の一員となりつつある昨今。人間だけでなく、一緒に暮らすかわいいワンちゃんも快適に暮らせるお家にリフォームしようと考える方は少なくありません。

ワンちゃんを思ったリフォームには、消臭対策のできる部屋作りや滑りにくい床づくりなどさまざまありますが、見落とされがちなものがお部屋の断熱です。

お家の断熱を見直して、ワンちゃんと快適に暮らせるリフォームをご紹介します。

犬は体温調整が苦手な生き物

もともと犬は体温調整が苦手な生き物です。人間のように汗をかけないため、体温調整は口を開けて呼吸することで行っています。体温調整ができない分、人間がお家の気温調整に気を配る必要があります。気温が適切でないと、夏に熱中症なったり、冬は寒さで体調不良になったりする可能性も……。
だからといって、ワンちゃんのためにエアコンをつけっぱなしにすると、エアコン代が悩みの種になってしまうことも珍しくありません。

そこでおすすめするのが断熱材の見直しです。リフォームで断熱性能を向上させて高断熱住宅にすることで、人間にも犬にも快適な空間を作ることができ、エアコン代を抑えることもできます。

断熱材を見直すメリット

断熱材を見直し、断熱リフォームすることには人間にとってもさまざまなメリットがあります。
代表的なメリットを3つご紹介します。

季節に関係なく快適な室温に

断熱リフォームをする1番のメリットはなんといっても、その快適性にあります。
お部屋の空気を逃がさないことで、夏は冷えた空気が、冬は温まった空気が逃げにくくなります。
また、外からの空気が入りづらいことも快適さの秘密のひとつ。夏の熱い空気、冬の寒い空気をシャットアウトすることで、夏は涼しく冬は温かな快適な室温を保つことができます。

エアコン代の節約に

先述した通り、部屋の空気が逃げず外の空気が入ってきづらいため、エアコンの稼働を最小限に抑えることが可能です。設定温度を夏は少し高く、冬は少し低くしても、十分快適に過ごせるでしょう。
その結果、エアコン代の節約につながります。

気温による健康被害の軽減に

“ヒートショック”という言葉をご存じでしょうか？
寒い冬、暖房のきいた温かい部屋から寒い廊下やトイレへ移動すると、急激な温度変化によって血圧が一気に上昇します。これにより心筋梗塞や脳梗塞などを発症してしまうことがヒートショックです。
断熱リフォームをしたお家では、このヒートショックのリスクを軽減することができます。

また、夏場は涼しく過ごせるため、熱中症の危険性も軽減できるでしょう。

断熱リフォームのポイント

断熱リフォームのポイントを把握することで、より断熱リフォームの効果を得ることができます。
断熱リフォームのポイントについてご紹介します。

内断熱と外断熱が存在する

断熱リフォームの工法には、内断熱と外断熱の2種類があります。
その名の通り、内断熱は家の内側である壁や柱などに断熱材を施行する方法、外断熱は家の外に新たな外壁を作り、断熱材を施行する方法です。

内断熱はさまざまな種類の断熱材を選べるため、材料によっては予算を抑えることもできます。ただし、外断熱よりも気密性に劣るため結露が発生しやすいことがデメリットです。
外断熱は室内に手を加えないため、家に住みながらリフォームすることができます。ただし、家そのものに断熱材の重量に耐えられる強度がないと施工できないことがデメリットといえるでしょう。

それぞれの特徴を把握して、自宅に合った方法を選ぶことが重要です。

「等級」に気を付ける

断熱材の性能は等級によって表されます。1～7の数値で表され、数字が大きくなるほど性能も向上します。
等級は法律の改正によってたびたび追加されており、現在は等級4以上のものが最低限の水準であるとされています。ただし、等級4のものであっても十分であるとは言い切れないため、できる限り高い等級の素材を選ぶことがおすすめです。

ワンちゃんのための断熱材の見直しは共和建工へ

断熱材を見直すことで、人間にとってもワンちゃんにとっても快適なお家に生まれ変わります。ワンちゃんのためにお家の温度環境を改善しようと考えている方は、断熱リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社共和建工は、愛犬住宅協会に加盟しています。ワンちゃん、ネコちゃんと一緒に暮らす家づくりが得意な建設会社です。
宮城県周辺にお住まいの方でペットと共に暮らす家のリフォーム・建築を考えている方は是非ご相談ください。