避難時に犬はどうする?愛犬のための防災対策を徹底解説
2023/10/27
日本は地震が多く、最近では地震や水害が多発しています。そんな中、人間だけではなくペットの防犯対策も重要視されています。特に、犬を飼っている方は避難時にどうすれば良いか不安な方も多いでしょう。
そこで今回は、避難時のワンちゃんの対応とペットのための防犯対策について、防犯グッズの収納方法とともに解説します。
ペットも一緒に避難できる?
災害によって避難する場合、ペットは同伴しなければなりません。2018年に制定された『人とペットの災害対策ガイドライン』によって、原則同行と明記されているためです。このガイドラインでは、飼い主の安全を確保しつつ、ペットも安全なところへ連れて行くことが定められています。
ペットとはいえ、一緒に暮らしている人にとっては家族も同然です。災害で自分たちだけ避難して、ペットは家に置き去りにすることはできないという方も多いでしょう。
ただし、避難所には様々な人がいて中には犬アレルギーの方もいます。そのため、必ずしも避難所内で一緒に過ごせるわけではないことを理解しておきましょう。
万が一に備えて防災対策をしよう
災害は、いつどこで起こるかわかりません。万が一災害が発生した場合にワンちゃんも安全に避難できるように、避難時に必要となるものを把握しておきましょう。
ワンちゃんが避難する際に必要なものは以下の通りです。
・ 少なくとも5日分のペットフード
・ 常備薬
・ キャリーバックまたはケージ
・ トイレ用品(排泄物処理道具含む)
・ 予備の首輪やリード
・ 食器
また、以下のものも持参しておくと役に立つでしょう。
・ 飼い主の連絡先
・ かかりつけ病院の情報
・ ワクチン接種状況や既往症に関する情報
・ タオルやブラシ
・ ビニール袋
・ ウェットティッシュ
・ お気に入りのおもちゃ
・ マジック など
その他ワンちゃんごとに必要と感じるものを持参しておくことがおすすめです。
避難グッズは収納スペースに保管しよう
避難グッズを始めペットグッズは増えがちで、置き場所に困っているという方もいるでしょう。ペットグッズは、リフォームで収納スペースを作ることで一箇所にまとめて保管できます。
最後に、避難グッズを収納するスペースをつくるリフォームのアイデアをご紹介します。
階段下に空きスペースを作る
自宅に階段がある場合は、階段下の空きスペースを有効に活用して収納スペースを確保できます。すでに階段がある場合でも、リフォームによって階段の下に空きスペースを確保することが可能です。
高さにもよりますが、階段下は意外と空きスペースとして有効です。場合によっては非常に広い収納スペースが確保でき、ペットグッズ以外のものも収納できる可能性があります。
キッチンに床下収納
キッチンの床下に収納スペースを作るというアイデアもあります。冷暗所であることから、ペットフードの保管にも適しています。
ただし、キッチンの床下収納は水などの汚れを掃除しにくい場所でもあるため、気をつけましょう。
玄関の収納スペースを増やす
玄関の収納スペースを増やすリフォームもおすすめです。玄関に収納スペースを作ってお散歩グッズを収納すれば、お散歩の準備や片付けが格段に楽になります。また、災害時に避難する際にも玄関から必要なものを取り出せると、準備がスムーズにできます。
玄関の収納スペースを広げるアイデアとしては、壁面収納やフロートタイプ、土間収納タイプなど複数の方法があります。
まとめ
災害は自然的に発生するものであり、いつどこで発生するかは誰にもわかりません。万が一の場合にペットもスムーズに避難できるように、今のうちから避難時の準備をしておきましょう。
増えたペットグッズはリフォームすることで、収納スペースを確保できます。確保した収納スペースに避難グッズを保管しておくことで、災害時にペットとともに避難しやすくなることが期待できます。
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